大野山頂付近には多くの巨石が点在しています。これらの巨石群は、約8,000万年前(白亜紀)、この付近の火山(佐曽利カルデラ)の噴火によって出来た「溶結凝灰岩](火山灰が溶けて固まってできた岩石)です。いくつかの岩は、その姿形などからユニークな名前が付けられています。
岩めぐりをしながら、その合間に見える絶景をぜひ楽しんで下さい。
岩めぐりの途中で見える景色(中央は柏原の棚田)
柏原の棚田は、「北摂里山博物館」の26番目に挙げられている。
十界岩
巨石群の中には,「界九」など数字が描かれた岩が多く見られます。これは、国境を表す国界石です。元禄時代、摂津国川辺郡柏原村ならびに有馬群小柿村と丹波国多紀群後川村との間で山境論争が起き,境を明示するために、岩に「境○○」と刻みました。この元禄界石は35番まであります。
『花立岩(はなたていわ)』
この岩は下の車道からみなければ命名の理由がわからないので、帰り道に忘れずに確認しましょう。
花立岩を下から見るとこんな感じです。どうです、花を生ける器に見えますか?
『うるし岩』
岩にうるしがまとわりついています。手がかぶれますので、触らないようご注意下さい。
『おにぎり岩』
これはわかりやすいですね。
『鯉の滝登り岩』
これも何となくイメージできますよね。
『UFO岩』
これも何となく・・・
カメレオン岩
見る角度がポイントなんですかねぇ?
ふくろう岩
まっ、かわいい感じはしますが・・・
『不動岩』
う〜む、これは・・・
大岩石群
太鼓岩(たいこいわ)
岩めぐりコースのシンボル・”太鼓岩”
こういうサイズ感です。 えっ、わかりにくい?
いかがですか。 サイズ感、おわかり頂けたでしょうか?
太鼓岩からの眺望(中央は篠山市後川)
写真中央に見えるのは「高城山」(篠山市・459m)で、丹波富士とも呼ばれる。山頂には、戦国時代の山城である「八上城跡」が残る。猪名川町に伝えられる『左保姫物語』と関係の深い山である。
獅子の昼寝岩
この写真では全くわかりませんが・・・
腰掛け岩